郷土料理研究家 今井幸代先生料理教室 第18回「京のおばんざい」

お献立

わけぎのおてっぱえ(酢みそあえ)

材料

  • わけぎ
  • ねりからし
  • 白みそ
  • 甘酢
  • 砂糖
  • えび

作り方

  1. わけぎは少量の塩を加えたたっぷりのお湯で茹でて、布巾でしぼって水気をきり、5cmの長さに切る。
  2. すり鉢にねりからしを少々と、白みそ、甘酢、砂糖を入れ、混ぜて辛子酢みそを作る。えびとわけぎを辛子酢みそで和える。
  3. 小皿に高く盛りつける。
わけぎのおてっぱえ(酢みそあえ)

身しじみの焚いたもの

材料

  • 身しじみ
  • 出汁
  • 砂糖
  • 薄口醤油

作り方

  1. 身しじみはザルに入れ、塩水でよく振り洗いする。
  2. 鍋に身しじみ、酒、出汁、砂糖、薄口醤油を入れて中火にかける。
  3. 煮立ったら、落とし蓋をして弱火にする。
  4. こまめにアクを取り、汁気がなくなるまで煮込む。
身しじみの焚いたもの

かれい

干しかれいは懐紙の上に置く。
きれいな雛あられなどを添えて、お土産に。
かれい

ひな寿し

材料

  • 油揚げ
  • 昆布出汁
  • 砂糖
  • 薄口醤油
  • 干し椎茸
  • 甘酢
  • かまぼこ
  • ちりめんじゃこ
  • 紅生姜
  • 錦糸卵
  • 菜の花
  • 生麩

作り方

  1. 油揚げは、ザルに広げて熱湯をかけ、油抜きして細かく刻む。
  2. 鍋に1を入れ、昆布出汁、酒、砂糖、薄口醤油で煮る。干し椎茸はぬるま湯で戻し、細かく刻み、柔らかくなるまで水煮する。戻し汁に酒、砂糖、薄口醤油を加え、蓋をしてじっくり煮る。かまぼこは細かく切る。
  3. 米を洗い、炊飯する。炊飯した米をすし桶に入れ、うちわで扇ぎながら、甘酢を入れて杓文字で切るように混ぜる。ちりめんじゃこを加え、汁気をきった2の油揚げ、干し椎茸、かまぼこ、刻んだ紅生姜を加え混ぜる。
  4. 3をお椀に入れて型抜きし、刻んだ錦糸玉子、 菜の花、生麩、わらびを飾る。
ひな寿し

お汁もの

材料

  • みつば
  • かまぼこ
  • 手鞠麩
  • 昆布とかつおのだし

作り方

  1. 大きな鍋に昆布とかつおで出汁をとり、そこに砂抜きした蛤を入れる。
  2. みつばは5cmの長さに切り、かまぼこは薄く
    切っておく。
  3. お椀に、みつば、手鞠麩、かまぼこを入れ、上から蛤と汁を注ぐ。
お汁もの

デザート

材料

  • もち粉
  • よもぎ粉
  • 羊羹
  • 砂糖
  • きな粉

作り方

  1. ボールにもち粉を入れ、水を少しずつ注ぎいれて、硬さを調整しながら捏ねる。
  2. よもぎ粉を少々加えて、さらに捏ね、耳たぶより少し硬いぐらいに仕上げる。
  3. 手のひらで丸め、平たい丸に形づくり、中鍋に沸騰したお湯の中で茹でる。
  4. 3が水面に浮いたら取り出し、布巾の上で 水分をとり、刻んだ羊羹をはさみ半分に折って形作る。
  5. 砂糖とあらかじめ混ぜたきな粉を振って
    盛付ける。
デザート

こんなおばんざいも教えていただきました!「香の野菜の和え物」

春菊、パセリなどの香の野菜を使って、ごまの和え物を教えていただきました。このごまあえには、香ばしい柿の種やピーナツも
入っています。

香の野菜の和え物

お料理教室を終えて