おかげさまで115周年。
いつも「食の幸せのとなりに」。

2017年(平成29年)、ブルドックソースは創業115周年を迎えました。英国発祥のウスターソースを研究し、日本人の口に合ったオリジナルのソースを開発。以来、味覚や食生活の変化に合わせてソースの味を変え、ニーズに多様化に伴いバリエーションを増やしてきました。すべては、日本の食卓をおいしくするために──。これまでも、これからも、ブルドックソースはいつも「食の幸せのとなりに」。

食品卸商から、
日本人の口に合うソース製造販売へ。

ブルドックソースの前身である三澤屋商店が創業したのは1902年(明治35年)。場所は当時の東京市日本橋区。粋でいなせな気風あふれる界隈でした。当初は和洋酒や缶詰めなどを取り扱う食品卸商でしたが、その2年後、創業者の初代 小島仲三郎が、西洋の料理が家庭に広まり始めたことから、ソースに着目します。

初代小島仲三郎

しかし、当時の日本に輸入されていた西洋のウスターソースは酸味や香辛料が強く、日本人の口に馴染みませんでした。そこで小島は一念発起し、日本人の味覚や食習慣に合ったソースの製造に乗り出したのです。最初に作ったソースは問屋筋からの委託商品「天人印」や「狼印」。やがて、独自ブランド「犬首印」を製造し、1909年(明治42年)には「ブルドックソース」ブランドの製造に至ります。そして、1921年(大正10年)には「ブルドックソース」を商標登録。現在の礎ができあがりました。

天人印

狼印

創業当時ラベル(ブルドックソース)

オリジナルのソースを、より多くの食卓へ。
より多くのおいしさと楽しさを。

自社ブランドのソース製造・販売が軌道に乗ってきた頃、関東大震災(1923年・大正12年)に見舞われます。倉庫や工場を失いましたが、ソースのレシピだけは持ち出すことができ、難を逃れます。そして、社員一丸、復興への意欲を見せ、3年後の1926年(大正15年)には震災前の生産水準に戻しました。
社名を三澤屋商店からブルドックソース食品に変更したのもその頃。同時に、日本人の口に合うオリジナルソースをより多くの食卓に広めたいとの思いから、販売促進活動にも注力。野立看板を立て、新聞広告を出稿するとともに、コマーシャルソングを作り、そのレコードを配布するなど、ユニークな活動が話題となりました。そして、販売拡大にともなう製造体制を整えるため、1935年(昭和10年)、埼玉県に鳩ヶ谷工場を新設します。

昭和2年頃 京橋発送部

昭和6年頃 製造部

鳩ヶ谷工場

茅場町新社屋

八丁堀工場製造部

昭和初期ラベル

昭和10年 新聞広告

昭和5年 雑誌広告

拠点と販路を拡大。
もっとたくさんのお客様に、食の幸せを。

ブルドックソースの販路拡大はその後も続きます。1952年(昭和27年)には本社を現在地(東京都中央区日本橋兜町)に移し、1962年(昭和37年)には社名を現在のブルドックソースに改称しました。さらに、消費者の嗜好の多様化にお応えするため、新商品の開発にも積極的に取り組み、ラインナップを拡充。家庭用はもちろん、業務用にも幅広く取り組むことで、より多くのお客様にソースを通じた食のおいしさと楽しさをお届けしてまいりました。昭和後期からは、パスタソース「まぜりゃんせ」や「月島もんじゃ焼」材料セットなど新機軸の商品も開発・販売。ソースを主体とした食品メーカーとして、幅広く食の幸せを演出しています。

昭和38年日本橋本社前

宣伝カー

昭和40年代 ラベル

1998年(平成10年)には、群馬県に館林工場を新設。最新の製造設備を備え、安全安心な商品の量産を可能にしています。
そして、2017年(平成29年)。創業115周年を機に、新たな企業メッセージ「食の幸せのとなりに」を掲げました。おいしいソースで料理をおいしくしたい──。おいしい食事で食卓を幸せにしたい──。創業当時から変わらない思いを改めて胸に刻み、次の100年へと歩みを進めてまいります。

館林工場