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京のおばんざい12ヶ月
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第7回「京のおばんざい」
・堀川牛蒡
・だし汁(昆布)
・三温糖
・酒
・濃口醤油
・粉かつお
牛蒡の皮はたわしでよく洗うか、包丁の背でこそぎ取る。厚さ1.5cmくらいの斜めに切り、米のとぎ汁に浸けてあくをとる。
1を鍋に入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、やわらかくなるまでゆでる。竹串がすっと通ったら煮こぼし、温めただし汁、三温糖、酒、濃口醤油を加え、牛蒡に味を含ませる。
粗熱がとれたら粉かつおをまぶす。
・大根
・金時人参
・里芋
・だし汁
(昆布・椎茸)
・生麩
・花かつお
・柚子皮
大根、金時人参は厚さ3mmの輪切りに、大根は扇面に切る。里芋は六方むきにする。それぞれやわらかくなるまで水からゆでる。油揚げは熱湯をかけ拍子切りにする。
だし汁(昆布・椎茸)、丸餅、1を入れ、白みそを加える。
お椀に盛り、生麩、花かつおを入れ、柚子皮をのせる。
・じゃがいも
・甘酢
(砂糖・酢同量)
・わさび
じゃがいもは皮をむき、細かい千切りにして水にさらす。数回水をかえてあくをとる。
1を熱湯に入れ、すぐに冷水でしめて水気を切る。
わさびと甘酢を合わせ、加減をみながら2と和える。
・餅
・さつま芋
・きな粉
・グラニュー糖
・塩少々
さつま芋は皮をむいて適当な大きさ切り、米のとぎ汁にしばらく浸けてあくをとる。
蒸し器にぬれ布巾を敷き、1のさつま芋、餅の順に入れて蒸す。
やわらかくなったら、すり鉢に入れすりこぎでこねる。
時々スプーンに水をつけながら2を成型し、あらかじめ合わせておいたAにまぶし皿に盛る。さらに上からAをかける。
金時人参を焚いて残った煮汁に昆布だしを加え、だしをとった椎茸を入れ、薄口醤油、酒、砂糖で調味する。金時人参の煮汁も、だしをとった椎茸も無駄にしない、素晴らしい一品になりました。
豊臣家の衰退とともに、聚楽第の堀が付近の住民の捨てる麈芥で埋まり、そこで作られたのが始まりと言われています。
上賀茂神社近辺の岩倉にはすぐき菜の畑が広がっています。すぐき菜の葉と茎を自然に乳酸醗酵させた京漬物です。
特別講座「おせちの会」
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