郷土料理研究家 今井幸代先生料理教室 第19回「京のおばんざい」

お献立

うの花

材料

  • 金時人参
  • こんにゃく
  • かまぼこ
  • ちくわ
  • 油揚げ
  • サラダ油
  • おから
  • 砂糖
  • 塩こしょう
  • かつお出汁
  • 九条ねぎ

作り方

  1. 金時人参、こんにゃく、かまぼこ、ちくわ、
    油揚げは、細かく刻む。
  2. 鍋に多めのサラダ油を熱し、1を炒める。
    おからを入れ、さらに炒める。
    砂糖、塩こしょうで味を調え、かつお出汁を少しずつ注ぎ入れ、中火にし、よく混ぜながら炒める。
  3. 冷めたら、刻んだ九条ねぎを全体に混ぜる。
うの花

お料理教室を終えて

掘りおこした筍は秒を争うと言われ、大きなお鍋でたっぷりの水と、米糠をひとつかみと赤唐辛子を入れ、茹でる。 ふき上がってから10分位、蓋を閉めて弱火で茹でる。火を止めてお鍋が冷める迄、蓋をあけない。

木の芽和え

材料

  • 白みそ
  • 練りからし
  • 砂糖
  • 茹でた筍
  • 木の芽
  • 菜の花

作り方

  1. すり鉢に、白みそ、練りからし、砂糖を入れて、すりこぎでよく混ぜる。
  2. 包丁でたたいた木の芽をあえ、食べよくきった筍を入れ全体をよくあえる。
  3. 小鉢に高く盛り、茹でた菜の花を添える。
木の芽和え

若竹煮

材料

  • 茹でた筍
  • わかめ
  • かつお出汁
  • 砂糖
  • 薄口醤油
  • 木の芽
  • 桜の麩

作り方

  1. 茹でた筍は食べよく切る。
    わかめも適当に切る。
  2. かつお出汁を取る。砂糖、酒、薄口醤油で
    調味し、1を入れ、火を止める。
  3. お椀に盛り、包丁でたたいた木の芽を散らし、飾りに桜の麩を入れる。
若竹煮

春の野原ごはん (又、筍ごはん)

材料

  • 白米
  • 餅米
  • 茹でた筍
  • かまぼこ
  • 油揚げ
  • ちりめんじゃこ
  • 調味料
    • かつお出汁砂糖
    • 薄口醤油
    • 塩こしょう
    • 昆布茶
  • 花山椒

作り方

  1. 白米と餅米はとぎ、茹でた筍、かまぼこ、油揚げは小さく刻む。
  2. 炊飯器に分量の水とその1割の調味料を入れ、そして1の刻んだ具とちりめんじゃこを入れて、炊く。
  3. 炊き上がったら全体をかき混ぜ、お椀に盛り、花山椒を散らす。
春の野原ごはん (又、筍ごはん)

桜餅

材料

  • 道明寺粉
  • 桜の葉の塩漬け
  • こしあん

作り方

  1. 鍋に道明寺粉と塩少々を入れ、ぬるま湯を少しずつ注ぎ、硬さを調整しながら杓文字で混ぜる。
  2. 桜の葉の塩漬けを一枚、手のひらに広げた上に、道明寺粉を少し取り、丸く広げて整える。 その上に丸めたこしあんを置き、道明寺粉で包みながら、桜の葉の塩漬けを半分に折るように、挟む。
  3. 懐紙の上に取り分ける。
桜餅

こんなおばんざいも教えていただきました!「嵯峨煮」

筍、 鰊、きざみ昆布を、かつおのだしと
砂糖と濃口醤油で焚きあわせた一品です。

嵯峨煮

お料理教室を終えて